2020年 3月現在ですが、武漢から始まったコロナウイルスが今や世界を脅かしております。
様々な業界の、専門家、医者、経済評論家、スピリチャルリーダーがこれからの過ごし方に注意喚起をしております。
ここでも過去の検証も合わせてホロスコープ的な共通点など探っていきたいと思います。
ホロスコープの中には、経済専門の読み方もあるのですが。
簡単に以下のような共通点が見られます。
①金星ー天王星のアスペクト
金運を表すのが金星
衝撃・変革を表すのが天王星
金星ー天王星がからむと、経済的な動きがあると言われています。
金運を表す金星に対して急なショックを与えるのが天王星という組み合わです。
3月9日の株価暴落の時は、限りなく合に近い状態でしたが、過去の世界恐慌でもアスペクトが見られます。
②外惑星(冥王星、土星、天王星)の3つがアスペクトを取る時
世相に大きい動きがある時、外惑星(冥王星、土星、天王星)が絡む事が多いです。経済面なので、金星とこの3つのアスペクトが多いです。
③外惑星(冥王星、土星、天王星)が、特にカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)に入る時
外惑星でも、もともとエネルギーの高いカーディナルサインに入ると強化される傾向があります。
2020年は、既に冥王星と土星の2つが山羊座に鎮座する年です。
天王星とのコンタクト次第で、まだだまショッキングな事が起こり得るといえるでしょう。
1873年 1873年恐慌
1873年 9/20日 人類初の大恐慌
1873年恐慌(1873ねんきょうこう、英: Panic of 1873)は、1873年から1879年までヨーロッパと北アメリカで不況を生じさせた金融危機である。さらに長引いた国もあった。例えばイギリスでは「大不況と呼ばれる経済停滞の20年間が始まり、それまで世界経済をリードしてきた国力を弱らせた。
(中略)
ジェイ・クックの銀行破綻に続いて直ぐに、ヘンリー・クルーズの銀行も破綻し、銀行破綻の連鎖とニューヨーク証券取引所の一時閉鎖という事態になった。
工場は労働者の解雇を始め、アメリカ合衆国は不況に陥った。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この頃アメリカは、鉄道事業がイケイケでしたが、行き過ぎて銀行が破綻しました。
ニューヨーク証券取引所の一時閉鎖しました。
その時のホロスコープ
- 獅子座で 金星+天王星が直前に合
- 牡牛座(お金のハウス)に冥王星
- 自分の支配している山羊座に土星 (スクエアではないけど、土星と冥王星がアスペクトをしてる)
海王星は牡羊座にいて、165年ぶりにもうすぐ自分のハウスに戻る時期でした。
約2年後の1875年(10月)非常に強烈なアスペクトを取る時もありました。
- 天王星(獅子座)と土星(水瓶座)が180度のオポジション
- このオポジションに対して、冥王星(牡牛座)がスクエア
- 3つの外惑星、全てが厳しい角度でアスペクトを形成
- さらに金星(蠍座)が冥王星(牡牛座)がオポジション
- 外惑星+金星がグランドクロスを形成
この大不況による金融パニックの前から、アメリカではリコンストラクションが行われていました。これは奴隷制などの旧体制からの脱却を図る試みでした。
リコンストラクション(Reconstruction,「再建」の意味)とは、アメリカ南北戦争によりアメリカ連合国と奴隷制システムが崩壊した後の問題を解決しようとする、1863年(または1865年) から1877年までの過程を意味するアメリカ合衆国史の用語である
リコンストラクションの途中で起こった大不況。
制度の歪みなどが吹き出る最終局面だったと言えるのではないでしょうか。
なお、1873年の暴落から約5年後
1878年から景気は回復し始めたとのことです。
1929 世界大恐慌
こちらの方がお馴染みブラックマンデーですね。
日本では、この不況+関東大震災から、国民が疲弊し、戦争に突入したとも言われております。
1929年 10/24から異変があり、ブラックマンデーの月曜日(10/29)で大幅に下落しました。
- 金星(天秤座)と天王星(牡羊座)がオポジション
- 冥王星(蟹座)と土星(射手座)が150度でコンタクト
- 外惑星の3つのうち2つがカーディナルサインに入室
天王星は急を表します。いい意味ではアップグレードを起こし、ダメなら変革を促します。
1930年 翌年もどんどん酷くなりました。
- 冥王星(蟹座)と土星(山羊座)がオポジション
- それに対して天王星(牡羊座)がスクエア
- 金星は魚座で冥王星とコンタクト
- 外惑星の3つのうち2つがカーディナルサインに入室
経済が行き過ぎると、何年かかけて巻き戻しがおこります。
間違いを認めて調整せざる進化せざるをえないと言えるでしょう。
2008年 9月15日 リーマンショック
もはやコロナショックがリーマンショック以上と言われてますので、
リーマンショックって小粒だったのかもしれません。
- 金星(天秤座)+天王星(魚座)でコンタクト(150度)
- 天王星(魚座)+土星(乙女座)がオポジション
- 逆行中の冥王星(射手座)が、コンタクトをとっている
この後、冥王星が巡行に戻り、現在の冥王星に繋がる流れでした。
またその数か月後、11月15日 頃には、冥王星と金星が合になる事もありました。
経済的な動きの大きい時は、大惑星+金星のアスペクトがしっかり絡んでくる事が分かります。
コロナショック 2020年 3/9
今回の背景にあるのは、目に見えないパンデミック。
自他の境界がない世界、集合意識、スピリチャル、アルコール、依存症は海王星の領域です。
そんな海王星は、今、自分のホームといえる魚座にいます。ホームにいるから力が強いのか、世界でどんどん広がっております。
海王星がホームにいたのは前回、165年前です。
(今、詳細を調べておりすが、日本では 安政江戸地震が起き、世界ではクリミア戦争が起きている頃でした。)
特徴
・牡牛座(お金のハウス)で金星と天王星が直前に合
・金星と天王星に対し、土星(山羊座)がスクエア
・太陽と海王星が魚座で合
牡牛座金星のメッセージは、自分で自分を認めること。外側でなく自己価値と、変容を受け入れること。
不安にならないために・・・
自分の価値、安心、承認など、外側に安定を求めないこと。
とはいえ、今は有事。
現実的には、何があってもいいよう、以下の事をすると安心です。
- 現金を下ろして預金封鎖に備える。
- 病院に行かなくてもいいように、常備薬の備蓄をする。
- 食料・日用品の備蓄をする。1~3か月分。
山羊座で起こっている事から、政治、制度、社会の仕組みそのものが大きく変わる事を示しています。
次の流れは、水瓶座=1人1人の個性、市民コミュニティ感が強い時代になりますので、そのための変換期が来たと言えるでしょう。
過去の歴史で、不況のたびに旧体制の崩壊と改変が行われていますので、今回も旧体制の崩壊は、起こるでしょう。
コロナはきっかけにすぎず、まだまだ崩壊の部分が今年いっぱいは起こるでしょう。
少し長くなってしまいましたので・・・
今後の事は次回へ続きます。
