おしらせ

note、Xにて部分抜粋しております

noteはこちら
考えた事

虐待サバイバーのインタビューを受けて 大学教授による2次加害と倫理違反

この記事は約9分で読めます。

数年前、私は虐待サバイバーとして、とある大学教授の研究・出版プロジェクトに協力しました。

正確には、写真家の方に撮っていただいたポートレート写真を見た大学教授からコンタクトがあり、インタビューされるという流れでした。

学生の研究に使いたい、将来的に写真と文章が1冊の本になるとのことでした。

インタビューの過程で暴言を受け、ショックで体調を崩しました。当時私は法人を立ち上げたばかりでしたが、調子がでずにつぶしてしましました。

わたしがなぜショックを受けたのか、インタビューをした大学教授や、関係した出版社の方、同席したカメラマンの方には理解できないようでした。

2022年 春 インタビューへの誘い、場所・交通費の不透明さ

教授「わたしは、都内にいるのですが、出てこれませんか?」

えと、・・・誰? 有名人なんだろうか? あぁ、知り合いの知り合いね。

わたし「私は千葉なので交通費がかかるのでZOOMできませんか?」
教授「じゃぁ、近くまでいくので○○駅まで出てこれませんか?」

なんか・・・私が出かける事は前提なの・・・?

虐待サバイバーのインタビューは過去にも色々応じたけど。
NHKなら最寄り駅まで来たし、普通こっちの一番負担ない方法だけど、なんで都内まで?ZOOMじゃダメなんだろう。

取材にあたりメールのやりとりの不可解さ  

雑談?で仲良くなりたいのか。教授は大学の話題ばかり送ってくる・・・

教授の活動をFacebook等で拝見するに、どうやら社会的弱者といわれる人をインタビューしているようでした。したがって今回の虐待サバイバーも相性がよかったんだろうと推察できました。

教諭がインタビューをする相手は、学業や収入家族など本人の希望と叶わないことも多いはずなのに、なぜ大学の話題なんだろう、これは普通なんだろうか。

私が今も大学の奨学金費用で苦しんでいたら恨まれるのではないか。

育ちのいい人や高学歴の人は、このような雑談や季節の挨拶が当たり前なんだろうか。応じたほうがいいのだろうか。

大変ですね!○○大学はいい大学ですね!と言わないといけないんだろうか。

2022年 夏 インタビュー会場での不可解 ペット同伴  

指定されたインタビュー場所に行ったら、インタビュー前に、 教授が鳥かごを机に取り出し、鳥に話しかけ始めました。 


カメラマンも、教授の言動には好意的でした。教授はカメラマンに入れ込んでいるのか、写真が美しい、彼が優しい、大好きだなどとても賞賛していました。

疎外感を覚えましたが、それ以上に鳥に驚きました。

わたしは「かわいい鳥ですね」と、この場はお世辞でも言わないといけないんだろうか?

インフォームド・コンセント

謝礼は出ない事、話す内容は任意であること、また話し過ぎてトラウマになったとしても、それは自己責任の範疇であることなど説明をうけました。

要は、話を聞くけど事後責任を負いません。というような内容でした。今までの慣例通り形式的なものだと思い疑問を持たずにサインしました。

しかし、私も鬱憤がたまっており話したい事などたくさん話し少し泣いてしまいました。

その写真もカメラマンに収められています。泣いてる写真を撮られ続けられました。

私にとっての痛みは 彼らにとっての素材だったのでしょう

2022年 秋 インタビュー後に投げかけられたり、書かれていた言葉

①あなたは面白いですね
②あなたは、もう人の目なんて気にしなくていいじゃない 
③この本を読むのはインテリ層なので、炎上なんて下品な事は起こしません 
④あなたのようになれるなら日本人みんな虐待されたほうがいい
⑤結婚式の写真ちょうだい!本の表紙にしましょう

⑥美人だけど、、もっと愛想よくすればいいのに

なぜ傷ついたのかは別途noteで抜粋しております。
ここは書ききれない信じがたい言葉が、まだまだたくさんあります。

虐待サバイバー本のインタビューを受けたら、「虐待されたほうがいい」と評されたが、私は感動ポルノ的に消費されたくない|おとは@回復ダイアリー公開中 
■数年前、私は虐待サバイバーとして、とある大学教授の研究・出版プロジェクトに協力しました。 正確には、写真家の方に撮って...

私もカメラマンのようにふるまわないと、いけないのだろうか。

『私達のことを、取り上げてくださり、ありがとうございます。』
と言わないといけないんだろうか。


協力したら不愛想とか言われて?泣いた写真を撮られ晒され、面白いといわれて・・・?

2022年 12月 出版社・教授・カメラマンとの話し合いの場で行われた事

私は、この本と企画が搾取的な構造であることを教授に指摘しました。

なぜ無料なんですか?

炎上したら?

私達は多大な負担とリスクを負い、出版社や教授は儲かります。大学教諭という立場では、学生も買う分、確実な売り上げも見込めます。

もし私がRTしたら、3000フォロワーのうち、誰か心優しい同業者が買うかもれない、経費を使いたい同業者が買うかもしれない、しかし私には1円も入らない。
でも私は買ってくれた以上「ありがとう」とずっと言わないといけない。

この疑問をなげかけたら、教授が『出版社の社長と話せる機会を作ります』と上の人をだすかのように提案してきました。もちろん教授が持ち上げるのは出版社の社長です。

このころの私への扱いは、何だろうとても反抗的でいうことを聞かない生徒だとでも思ってるようなものでした。

教授、私、出版社の社長、それからカメラマンも同席した話し合いの場が設けられました。 

なんで揉めてるの?
あんたは企画をおりたほうがいい。
そんなこというならさっさと降りたほうがいい。

社長から開口一番このように言われました。

この本を読むのはインテリ層だから。週刊誌は意図的に作ってる。私はこの方法で20年間やってきたその間、炎上はありません。炎上なんて下品な事はしない。

教授からは叱咤されました。

お二人に叱咤されて、私は思わず泣いてしまいました。自分の質問や考えてる事は下品なのだと。きっとお金でなく意義で動く崇高な人達なんだと。出版は教授の持ち出しや赤字であること、だから利益配分はできないとのことでした。

そんなにいうなら卸してもいい。
自分で売っていいよ。

そのような提案がありました。

通販サイトをやってる私には一見魅力的でした。しかし、私にマージンが入っても結局儲かるのはこの人たちであることに変わりがないこと。

何より、ここまで泣いて恥ずかしい思いをした人たちと今後も付き合い続けないといけない事は本意ではありません。

後日、下品な質問をして申し訳ありませんでした。と謝罪メールをだしました。

教授からは、何の謝りもありませんでした。この時も、話し合いにカメラマンが同席するとは聞いていませんでした。

 

複数名への相談(主治医、同業者ほか)得られた回答

主治医

トラウマを聞き出すのは、カウンセラーなどのプロでも、もっと慎重に行うこと。

素人が軽く聞いていいものではない。

即断るべき。今からでも断れないか、信じられない。驚き渋い顔をしていました。

同業者 複数名

・表紙の写真になるなら、普通に著作権でしょ。
最初に撮影の費用で何万か?う~ん相場?

・ここまで話を聞いて心配です。変な人に利用されてますね。搾取されてないか心配です。

昔からの知人

やめなさい。回復者的なインタビューなんてやめたほうがいい。
考えてごらん、おとはさんに残るものはないよ。その先生の実績のためでしょ?
目に見えた結果で科研費が決まるんじゃないの?

オンラインサロンで知り合った人

そこまで負担があって無料ってのが信じられない。クラウドワークスだって時間いくらやギフト券などあるのに、信じられない。

高校生の読者モデル的なものでも、取材費用が出せないからと、取材で使ったコスメ山盛りもらいましたよ。

2022年 製本への辞退、辞退後の教授からのメール 

製本を辞退しました。辞退後に教授から来たのは、出版の案内やイベント案内でした。
大学の研究であれば、すぐデータ破棄をし、辞退したことが不利益にならないための措置が必要です。
実際はデータ破棄報告もなく、SNSでのイベント報告では、「辞退した人もいる」などの参加者の声がありました。

私が辞退した事実を利用してる様子でした。

2025年 5月 2年後になりようやく言語化

 2年経過後、やっと当時の苦しさやおかしさを言語化できるようになりました。初めて「おかしい」と思った時、AIに壁打ちし、何時間も何日もかけて壁打ちしました。

 

疑問 このような方法は果たして虐待の回復になるのか

教授のかかわり方、ケアの理論などきっと専門的でしょうし、一定の効果はあると思います。しかし、私以外の人も傷ついた事実もしりました。特に読書メーターアマゾンの感想やnoteを公開したことによる反響に、自分がおかしいわけではないと思いました。

医療的な回復を妨げる可能性もあると思います。教授云々でなく、自分の関係機関へは、当事者活動の危うさを共有しようと思います。

2025年 12月 大学への問い合わせ 責任は出版社へ 

大学へデータ破棄依頼と暴言および鳥の連行についての是非を問いました。

大学からの回答 

・データ破棄を完了しました。
・教授のやりとりに関しては出版社の責任です。


大学教授ではありますが、大学での管理義務はないようでした。

2026年2月 外部機関への報告と私のインタビュー記録の終了 

大学に責任はなく、出版社に問い合わせしたら出版社も知らないということでした。

そのために、国の外部教育機関へ報告しました。

これで私のインタビュー記録は終わりです。

利用され、泣き、叱咤され、抗議して・・・私が教授へ謝罪をすれど、大学・教授・出版社・カメラマン・・・誰からも、暖かい声掛け、共感、いたわり、プロとしての過失へ謝罪のない不思議な世界でした。

私がインタビューで得たもの失ったもの

得たもの 主治医や周囲の人間の知見

・同業者以外の日本人との普通の交流 
・日本人の平均的な見解
・主治医の見解

・自分の理不尽への耐性、権威へのひるまなさ 

おそらく自分は、尊厳への理不尽や、搾取に対して敏感に感じる方である。それを構造的な問題と捉えることができる思考力がある。

多くの虐待サバイバーであったり理不尽を感じても、大学教授であったり出版社社長に威圧され叱咤されれば、自分が悪いのではないか、と理不尽を飲み込むと思うので。

失ったもの マイナス発進の人間関係

時間・健康・交通費・手間・尊厳・カメラマンとのそれまでの友好的な人間関係・まだ見ぬ福祉関係の人との友好的な関係・地元の大学やその実習生との友好的な関係

2026年2月現在、大学教授はSNSで鍵垢でつぶやいてる。もしかしたら私のことかもしれないし、すでに「辞退したこと」が困った事であると推測される。そのために大学教諭の周りの人間からしたら、私は「先生のことを困らせた」嫌な人間である。

教授の周りの方で、もしかしたらこの先、自分のキーパーソンになるような人との出会いが、あったかもしれない。その方々との関係や、地元の大学関係者から「先生のことを困らせた」人というマイナススタートになるのは、きっと計り知れないマイナスだと思う。地元をなくしたようなものかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました